2007年05月01日

ヤン・ジヌ 「撮影1か月前から義手をしていました」

●最新作『青い自転車』ドンギュ役

彼を目にしたとたん、「こんなに優しそうな顔で、どうやって芝居をするんだろう」と思ってしまった。しかし、インタビューが始まると、自分の芝居に対する考えをはっきりと語る様子に、静かなカリスマ性が感じられる。
「作品に出演する度に、自分の芝居に限界を感じます。でも、常に挑戦することができることが楽しい。それが、僕が芝居を続けていけるパワーですね。」
俳優ヤン・ジヌ(28)の言葉だ。

去る2003年のSBSドラマ『大望』でデビューした彼は、同年に『黄山ヶ原(ファンサンボル)』で初めてスクリーンに踏み出した。また、『達磨よ、ソウルへ行こう』(2004年)では、イケメンの僧侶として登場し、般若心経をラップで読み上げて見せた。

彼が初めて主役を努めた映画『青い自転車』が、去る19日に公開された。
『青い自転車』は、義手で生きなければならない障害者ドンギュ(ヤン・ジヌ)が、父親(オ・グァンノク)やガールフレンド(キム・ジョンファ)といった周囲の人々の愛によって、堂々と生きていく方法を学ぶ過程を、暖かい視線で描いた作品である。

俳優にとって、初主演作の意味は何だろうか。
「作品に、完全に浸って生きるということです。端役や助演の時は、出番も多くありませんから、現場には時々行けばいいですが、今回の映画では、ドンギュが登場しないシーンがなかったんですよ。毎日のように、一番最初に現場に行って、一番遅くまで残っていました。そうしたら、作品への愛情が強くなりました。」
それだけではない。自分に与えられたドンギュというキャラクターを作るため、絶えず努力したという。
「撮影の1か月前から、監督と何度も打ち合わせをして、ドンギュという人物に肉づけし始めました。また、ドンギュが20年間体験している苦痛を味わうために、1か月間、義手を着用して過ごしました。」
今回の映画に出演してみて、彼は家族、特に父親を見直すようになったという。

「ドンギュにはもうひとつの障害があります。父親に対する感情を、そのまま表現できないんです。僕にも、そうした障害があります。他の人とはちゃんと話ができるのに、父の前だとまったく言葉が出てきません。父への愛を、無邪気に表現できないんですね。一日二日で変えることはできませんが、少しずつ心を開かなきゃいけませんね。」

映画中、ドンギュは障害者であるという理由で、ガールフレンドの両親から結婚を許してもらえない。とうとうガールフレンドと別れざるを得ない状況に置かれたドンギュのセリフ。
「君を愛するには、たくさんの資格が必要みたいだ。僕には自信がない。」
ヤン・ジヌは、このセリフが最も印象に残っているという。
「僕は僕の彼女が不治の病にかかったとしても、愛し続けると思います。胸が張り裂けそうな想いを感じられる人なら、どんな問題も乗り越えられるはずです。」

彼は、これから様々な役を演じたいという。
「来月クランクイン予定の『セブンデイズ』では、麻薬に溺れる男の役です。これからは、誰も僕だと気づかないほど変身してみたいですね。悪役でもマヌケな役でも構いません。それと、1回ぐらいはプレイボーイにもなってみたい。(笑)」


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070425-00000042-wow-ent
posted by 健康美容ダイエット at 11:00| 4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする